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韓国・ソウルの市内バス事情

ソウル市内を走るバスの特徴

ソウル市内を走る市内バスというのはソウル市が認可官署となることによってソウルを走ることができるようになっている路線バスです。
ソウルには地下鉄などもありますが、路線バスでは地下鉄でカバーすることができないソウル市内の隅々を網の目のように細かく張り巡らせて走っています。

また、ソウル市内のバスの大きな特徴として路線の範囲や運行距離によって4色の色に分けられているほか、バスの番号などでも区別されているのが大きな特徴です。
慣れれば簡単に利用することができるようになるものの、その土地に住んでいる人ではなく初めて利用するとなると多少難しく感じてしまうかもしれません。

料金の支払いについて

知っておきたいのが乗車料金の支払い方で、基本的に市内バスを乗る場合交通カードか現金かの二択になりjます。
バスの市内には両替機がないので、現金で支払うつもりの場合は乗車する前に1000ウォン札を用意することを忘れないでおきましょう。

また、交通カードで支払う場合でも交通マネーのチャージは車内ですることができないので、残高が不足した状態だとバスに乗ることができません。
交通カードを利用して支払いをする場合は、乗車前に残高をチャージして支払いができる状態にしておきましょう。

もしも複数名で乗車する場合、複数名の料金を一度に支払うということも可能です。
一度に複数名の料金を支払いたい場合は何人か運転手に伝えることで支払いができるので複数名の支払いをしたい場合は覚えておきましょう。

お得に乗り換えがしたいなら

もしもバスの乗り換えをすることが決まっている場合現金で支払うよりも交通カードを使用して乗ったほうが割引が適応されるので、お得に乗車することが可能です。
乗り換えの感覚は30分以内でも4回まで乗り換えをすることが可能です。

時間の例外があり、21時から翌日の7時までの間は60分以内になります。
具体的な金額を例に出してみると、地下鉄から幹線バスに乗り換えた場合現金だと地下鉄の基本料金1350ウォンと幹線バスの基本料金1300ウォンで計2650ウォン支払うことになります。

しかし交通カードを使用した場合かかるのは地下鉄の1250ウォンのみで、現金支払いの時に発生した幹線バスの基本料金である1200ウォンは乗り換え割引が適用されるので結果的に1200ウォン浮くことになるため断然お得です。

ソウルの市内バスのマナー

ソウルの市内バスを利用する場合、きちんとマナーを知った状態で利用するのがベストです。
まず特徴的なのがテイクアウト用のコップなどを持って乗車することが禁止されているという点です。

ソウル市内では使い捨てコップに入った飲み物はもちろん、蓋が空いている缶飲料などは持ち込みが禁止されていて、そういったものを持って客が乗車すると乗車拒否ができるという決まりもあります。

また最近では割と一般的になっていることではありますが、新型コロナウイルスの影響もあって路線バスに乗る場合マスクをしなければいけなくなっています。
鼻や口元が出ている場合注意されることもあるので気を付けましょう。