公共交通機関を利用するなら購入しておきたい交通カード
交通カードを使うメリット
韓国の中でも、特にソウルは公共の交通機関が非常に発達しており、移動に便利なのが特徴です。
ですから、旅行の際は上手に利用してソウルの魅力を満喫したいものです。
交通機関を使う際には交通カードが1枚あるとかなり便利ですし、しかもお得です。
特にバスに乗る際に現金では払えない場合もありますので、交通カードは必ず持っておくことをおすすめします。
交通カードを持っていれば、地下鉄からバスに乗り換えなければならないときなども二重決済されません。
交通カードは地下鉄の自動販売機やコンビニで入手・チャージができます。
仁川国際空港でも、交通カードは入手することが可能です。
交通カードの種類
交通カードにはいくつかの種類がありますので、ニーズや使い勝手によって選ぶといいでしょう。
観光客に最もおすすめなのは、「SEOUL PASS(ソウルパス)」です。
ソウルパスが1枚あれば、50種類もあるソウルの代表的な観光スポットに無料で入場することができます。
もちろん、バスカードとしても使用できます。
ソウルパスは、日程に合わせて「24時間」「48時間」「72時間」の3タイプから選べます。
韓国に着いたら、決済時に送られてきたパス交換用のQRコードを提示してソウルパスを受け取りましょう。
交通カードとしても使う場合には、料金をチャージします。
交通カードの代表とも言えるのは、「T-moneyカード」です。
KPOPスターやカカオフレンズなどのデザインがかわいいT-moneyカードは、バス、地下鉄の他にタクシーや高速バスでも使うことができます。
さらに、コンビニやマクドナルド、ダンキンドーナツ、ロッテリアなどでも使うことができて大変便利です。
T-moneyカードは、オンラインで日本で購入することもできますので、韓国への旅行が決まったら早めに購入して準備をしておくのもおすすめです。
メルカリなどでもT-moneyカードが出品されていることがあり、カードの価格はだいたい₩2,500〜13,000程度です。
さらに、新大久保などのコリアンタウンでもT-moneyカードが販売されています。
T-moneyカードは、割引率が大きい点もメリットです。
もうひとつ、「Cashbeeカード」も広く使える交通カードとして人気で、特に釜山を中心としたエリアでよく使われています。
とは言え、慶尚南道の居昌郡と陜川郡のバスでは利用することができません。
タクシーに関しては、全国キャッシュビーサービス加盟タクシーであればカードが利用できます。
これ以外にも「CUプラス」「レールプラス」など、さまざまな交通カードがありますので、旅行に出る前によく調べておきましょう。