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韓国の地下鉄利用方法

韓国地下鉄の利用料金

韓国の首都ソウルには17路線の地下鉄があり、市内をくまなく網羅しています。
そんな韓国の地下鉄は、距離によって基本料金が決まります。
10kmまでは一律1,500ウォンで、10km以上になると5kmごとに100ウォン、さらに50km以上は8kmごとに100ウォンずつ料金が上がっていきます。

ちなみに、6~12歳の子ども料金は500ウォンです。
1回乗りではなく、チャージすれば何回でも使える交通カードを利用した際の料金は、満19歳からの大人が1,400ウォン、満13~18歳の青少年が800ウォンです。

交通カードではなく1回用交通カードを使用する際には、地下鉄駅で「1回用交通カード」を購入します。
プラスチック製の1回用交通カードは、運賃に加えて保証金として500ウォンを加えて購入しなければなりません。
地下鉄を下車した後、改札付近にえる換金機でカードを返却すると保証金が返金されます。

「1回用交通カード」は地下鉄のみで使えるカードで、一旦改札を出た後は使用できません。
ですから、公共の交通機関を利用して市内を観光したいというのであれば、チャージして使える交通カードを用意するのが便利です。

主要地下鉄の始発や終電

ソウルの地下鉄は意外と終電が早いので、夜間に外出する場合には、終電の時刻をあらかじめ頭に入れておかなければなりません。
例えばソウル駅発着の1号線は、平日の始発「消遥山行き05:48」「西東灘行き05:20」、終電が「消遥山行き23:04」「西東灘行き23:15」です。
また、仁川空港第1ターミナルから発着している空港鉄道の場合、平日の始発「ソウル駅行き05:23」終電は「ソウル駅行き23:38」となっています。
平日と週末では時刻表が異なりますので、ネイバーマップなどのアプリでよく確認しておくことが大切です。

釜山の地下鉄も、ソウルとだいたい同じ時間帯に運行しています。
例えば、空港駅(釜山近海)発着の始発は「沙上行05:33」「加耶大行05:06」、終電は「沙上行24:10」「加耶大行23:48」です。

ソウル市内なら地下鉄が便利

ソウルは地下鉄が発達しており、どの路線も3分〜10分間隔で運行されていますので、滞在期間が短い旅行者でも効率よく観光スポットを見て回ることができます。
特に、主要な観光スポットは全て地下鉄でアクセスできるようになっていますし、ほとんどのホテルも地下鉄の駅から至近距離に位置しています。

韓国で地下鉄に乗る際には、「交通弱者席」に注意しましょう。
日本でいう優先席のようなもので、韓国では地下鉄の座席のうち約30%が交通弱者席で占められています。
また、バックパックは前に抱えて乗るのも地下鉄の大事なマナーの一つです。