ルノーサムスン【韓国の自動車メーカー】
ルノーサムスンの概要
ルノーサムスンは韓国のソウルに本社を置いている自動車メーカーで釜山、江西区にある昌原国家産業団地内には製造工場を持っているほかR&Dセンターやギャラリーなども保有しています。
さらにその周辺にはルノーサムスン大路という名前が付けられた幹線道路が通っていることからも影響力の大きさを感じさせます。
旧社名はルノーサムスン自動車でしたが、2022年の3月に社名変更がされたことで現在のルノーコリアに変わりました。
通称ダイナモエンブレムというCIマークが存在していますが、このマークは台風の目を形象化し作られたもので顧客中心の経営方針を確固たるものにする、先んじた考えの下での車造りというのものを表現しています。
さらに上下左右対称のデザインには信頼性の追求という意味も込められています。
SM6
ルノーサムスンが生産・製造している車で最初にご紹介するのが韓国では中型車クラスのSM6です。
2015年6月に親会社のルノーがDセグメントセダンの車名をクリスマンという名で発表したのがこの車の始まりです。
車の開発は当時のルノーサムスンが主導となってルノーと共同で行われました。
この車がSM6として販売されているのは韓国市場のみであり、ほかの市場ではルノー・クリスマンという名前で販売されています。
2016年3月から販売を開始し、2017年には2017-2018韓国カー・オブ・ザ・イヤーを受賞するなどの功績も残しています。
2020年7月にはマイナーチェンジがされるなど今後の変化にも注目が集まります。
QM6
QM6はルノーサムスンから生産・販売されているクロスオーバーSUVです。
QM6の登場のきっかけは2016年4月に開かれた北京モーターショーにて親会社のルノーが新型のコレオスを発表したことから始まります。
同年の5月に6月に開催する釜山モーターショー2016んいルノーサムスン版のコレオスをQM6という名前で発表するというアナウンスがされ6月2日のプレスデーで初のお披露目がされたQM6はQM5じの事実上の後継者です。
QM6と呼ぶのは韓国市場のみであり、他の市場においてはルノー・コレオスやコレオスⅡなどの名で販売されています。
車名のQM6はQuestの追及するMotoringのドライブ6は中型と準大型の中間という意味が込められた車名となっています。
まとめ
幹線道路を自社の工場付近にもつほどの力を持つ会社であり、さまざまな力のある車を国内外に排出しています。
現在販売されている車も細やかなマイナーチェンジなどが行われており、今後の変化も期待できます。
また、車両ではなく日産の乗用車用のドアミラーの部品など、多くの部品を日産車体九州に供給するなどの働きもしており、日本の車にも関係している会社ということで今後の活躍も楽しみな会社です。