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韓国の電動キックボードシェアリングサービスの普及と規制

街中に普及する電動キックボードシェアリングサービス
韓国の都市部を歩いていると、道路の脇に電動キックボードが並んでいる光景を頻繁に目にします。地下鉄の駅から少し離れた目的地へ向かう際など、短い距離を移動するための手段として電動キックボードのシェアリングサービスが急速に普及しています。特にソウル市内では坂道が多いため、徒歩で移動するには体力を消耗する場所も少なくありません。
電動キックボードを利用すれば坂道も快適に移動できるため、多くの若者やビジネスマンに重宝されています。シェアリングサービスは24時間いつでも利用可能であり、料金も比較的安価に設定されているので、日常的な足として定着しつつあります。旅行者が利用する場合には、交通ルールをしっかりと理解しておくことが必要です。
利用に必須となる専用アプリと運転免許証
電動キックボードを借りるためには、運営会社が提供している専用のスマートフォンアプリをダウンロードしておくことが必要です。韓国ではBeamやSwing、Kickgoingといった複数の企業がサービスを展開しています。アプリを起動して会員登録を済ませ、支払い用のクレジットカードを登録すれば準備は完了です。街角に停めてあるキックボードに付いているQRコードをアプリで読み取るだけで、すぐに電源が入って走行を開始できるようになります。
韓国で電動キックボードを運転するためには、原動機付自転車免許以上の運転免許証を所持していなければなりません。外国人の場合には国際運転免許証が必要になりますので、あらかじめ日本で発行しておくことが肝要です。無免許での運転は法律で厳しく罰せられるため絶対に避けるようにすべきです。
事故を防ぐためのヘルメット着用と走行ルール
手軽で便利な電動キックボードですが、利用者が急増したことに伴い交通事故も増加しています。韓国政府は安全対策を強化するため、道路交通法を改正して規制を厳格化しました。法改正により、電動キックボードに乗る際にはヘルメットの着用が義務付けられています。ヘルメットを被らずに運転しているところを警察に見つかると、反則金を科せられてしまうので注意しておくべきです。
走行する場所についても明確なルールが定められています。歩道を走行することは法律で禁止されており、自転車専用道路を走るか、車道の右端を走行するようにしなければなりません。歩行者と接触する事故を防ぐためにも、スピードの出し過ぎには注意をして、出来るだけ安全に運転をする事を心がけるべきです。2人で1台のキックボードに同乗することも禁止されています。
厳格化された駐輪ルールと利用時の注意点
目的地に到着した後の駐輪場所についても、韓国ではルールが厳格に定められています。以前は乗り捨てられたキックボードが歩道を塞いでしまい、社会問題化していました。現在は、地下鉄の出入口付近や横断歩道、点字ブロックの上などにキックボードを放置することは禁止されています。違反した場所に駐輪をすると、自治体によって強制的に牽引され、利用者に罰金が請求される仕組みになっています。
アプリの画面上で駐輪可能なエリアが指定されていますので、決められた場所に正しく停めるようにすることがオススメです。慣れない外国での移動は予想外の事がおこるものです。日本にいる間に最新の交通ルールを調べておくと、快適に韓国での時間を過ごせるようになるはずです。
